セックスをしてもなかなか妊娠できない理由

不妊の定義は「結婚してとくに避妊することなく2年間セックスしても妊娠しないカップル」となっている。これは「カップルが排卵期にタイムリーにセックスをしたときの妊娠率は20%。

これを1年間繰り返すと、だいたい90%、2年目には95%の人が妊娠する」という統計に基づいている。私はこれを聞いたとき、健康な人でも1回の排卵あたりの的中率がたったの2割だなんて、ずいぶん低いんだなあと思った。健康な人でも、なかなか妊娠しない人とすぐ妊娠する人がいる。

それは身長の高い人、低い人がいるのと同じようなこと。

この個人差に加え、妊娠率に影響を与える要素はたくさんある。まずは年齢だ。25歳で毎月の妊娠率が25%だったとすれば、35歳では12%になり、妊娠までにより長い時間がかかる。

これにクラミジア(性行為感染症の一つ)などでお腹の中に炎症がおこると、さらに妊娠率は低下する。不妊の原因はなにも女性だけにあるわけではない。

精子の数や運動性は調べてみないとわからないし、その条件も常に一定ではない。精子の数や運動性は年齢によって低下するし、疲れたり、熱があったり、アルコールやタバコなどによっても大きく影「不妊だと思って治療を受けているカップルでも、はっきり治療の効果が出たといえるのは両側の卵管が完全に詰まって体外受精を行った場合だけ。あとは、治療の合間に自然妊娠することも多いし、何がどう結果に結びついたのか、本当のところはわからない。だから不妊なのかそうでないかの境界線はすごくあいまいなのです」と不妊症専門医は語る。

つまり、不妊というのはいくつもの要因が絡み合って、しかもその状況は刻々と変化しているものだ。それが「不妊はファジーなもの」と言われるゆえんなのである。

参考:なかなか妊娠出来ない理由

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